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矢野燿大のチャレンジフィッシング:第7回:ボートでアオリイカ攻略!ガンクラフトSTYLE

島根のカタキは和歌山で討つ!?
機動力生かしてラッキーセブンの攻撃開始!!

南紀地方最大クラス田辺湾

大阪から阪和道を走ること約2時間、終点の和歌山県田辺市は南紀最大の街である。
この地区の海岸線は地形的に大規模な凹凸が少ない南紀地方にあっては最大クラスの湾といえる田辺湾に面しており、南や東からの風や波にめっぽう強い特徴を持つ。

陸上から見る限り磯場は平坦で多くの砂浜の間に点在しており、水深もそれほどではなく波静かで女性的な印象が強いが、実は田辺湾の海底は 砂あり岩礁帯あり藻場ありで非常に起伏と変化に富み、多くの魚類が集まる豊かな海なのだ。もちろんアオリイカも例外ではなく、そのストック量は一年を通し てかなりのもの。
ポイントのバリエーションも豊富でショア、オフショアを問わずさまざまなシチュエーションでの釣りが可能というありがたいエリア。

ボートエギングの機動力でグッドサイズをねらう

特に田辺市の南部から白浜町にかけての白浜半島北側のエリアは複雑に入り組んだ海岸線に多くの島がからみ変化に富んでいる。
波静かな入り江を利用しての養殖業が古くから盛んでイカダ釣り場や海上釣り堀も多い。また湾内の島々や磯場ではグレやチヌ、アイゴ、イシダイなどの磯釣り も盛ん。また奥まった浦々にはサビキのアジなど小物釣りをする家族連れの姿も多く、オカッパリのエギングポイントも無尽蔵といってよい。

エギングといえば矢野燿大のチャレンジフィッシング2回表、島根半島西部は黒田湾の磯での撃沈劇!ねらった親イカがまったくかすりもせず悔しい思いをしたのを矢野さんもスタッフも決して忘れていない。

1回表の合川ダムのバスは5回表で何とかリベンジを果たすことができたので、あと心に引っかかるのはアオリイカだけ!
ということで今回はこの変化に富みアオリイカが濃密な白浜半島北側の海域をステージに、ボートからのエギングで機動力を生かしてグッドサイズをねらう。

さあ、矢野燿大のチャレンジフィッシング、ラッキーセブンの攻撃を開始しよう!
ジェット風船の用意は大丈夫かな?

今回のシチュエーション

500g前後をメインにキロ級までがまずまずの釣果。
数は減少傾向だがボーズはなさそう!?

田辺市新庄町、内ノ浦港から出船

取材は11月13日。白浜町との境界に近い田辺市新庄町、内ノ浦港から出船する八百盗(やおとう) 中村屋さんのボートをチャーター。集合は午前5時、幸いにも風は吹いていなかったが11月中旬としては非常に寒い朝だった。

田辺湾内のアオリイカは例年11月、大きいもので1kg強、希に2kg近いものもまじり600~800gがレギュラーサイズで、この中型 をメインに数釣りできるシーズン。去年の秋はさっぱりだったが今年は9月からの新子サイズが好調で数もかなり釣れ、10月、11月と徐々にサイズアップし てきて、ここ最近は500g前後をメインに1kgまでのサイズで、まずまずの釣果が出ていた。

ただ、サイズが大きくなれば数が徐々に少なくなるのは例年通りのパターン。田辺湾はシラス漁が盛んでシラスを獲る網にアオリイカがけっこ う入ってしまうのも影響しているようで、秋口のコロッケサイズがメインの時期に比べると、けっこう難しい釣りになってきているのが現状。しかし大物釣りは 無理にしても、何杯かの釣果は確保できるだろうという読み。

11月中旬現在、湾内の水温は22度で例年より高めだが、これから水温の低下とともにアオリイカは深場などのピンポイントに集まってくるので、うまくそういう場所に当たれば1船でキロクラスを頭に10パイという釣果も期待できる。

今回のフィッシングガイド

田辺生まれ田辺育ちで南紀のお魚通!
ガンクラフト・中平有哉さん。
たのんまっせ!ちゅうべぇさん!

ガンクラフト・中平有哉さん

今回のガイド役はジョインテッドクローでおなじみの平岩孝典さんとガンクラフトを立ち上げ、現在、同社の専務取締役を務める中平有哉さん。チャレンジフィッシング1回表の合川ダムでは取材サポート艇の操船をお願いしたので矢野さんとは2回目の対面。

和歌山県田辺で生まれ育ち幼少から田辺周辺の海や川、池であらゆる魚を釣ってきた「田辺の釣りはおまかせ」的な人。何を隠そう近畿大学水 産学部卒で魚やイカの生態、行動にも非常に明るいという頼もしいお方で、バスフィッシングももちろん得意だが現在は海釣りに夢中でオフショアジギングをメ インにエギングも大好き。愛称は中平を音読みした「ちゅうべぇ」さん。

矢野さん

これからどんどん寒くなりますけど、冬場もアオリイカは釣れるんでしょうか?

中平さん

はい。ボートですから深場をねらってエギングはOKです。田辺湾では当然、春の親イカの時期も含めて年中エギングができます。
夏も700~800gからキロオーバーまでがけっこう釣れるですが、ただ暑いのでやる人がいないだけです。


今回の戦略

大シャクリとカーブフォールで直下まで丁寧に!エギ回収直前のダメ押しフォールも忘れずに!

丁寧に底中心にエギを打つ

とにかく丁寧に底中心に、根の際にエギを打っていく。
というのはシラス漁の網は根が多い浅い場所では引くことができないのでアオリイカが残っているだろうという考え。
釣り方として中平さんの場合、思い切り大きくシャクってアピールし、ゆっくりボトムまでカーブフォールさせるのが一年を通しての基本となっている。
沖からエギに付いてくるイカを逃さないため、ボートの直下まできっちりと探ることが大切。

キャスト直後、エギが遠い位置にある場合は強く大きくシャクらないとエギは動かないが、フォール中は長く伸びたラインが受ける潮流や風の影響を受けやすく、またボートをアンカリングしている関係で風でボートが振られるとラインも引っ張られてエギがふらつくことが多い。
このような場合、アオリイカがエギに興味を持ちエギまでの距離を詰めていたとしても、なかなかエギを抱くまでには至らず、ボートの手前までエギに付いてきていることが多い。
このときロッドからエギまでのラインは短くなっているので、潮や風から受ける影響が小さくなりエギが安定しやすく、ボートからすぐのところで抱いてくることが多いのはそのためだ。
したがって、すぐにはエギを回収せずボート直下にもう一度フォールさせるのが釣果アップのコツ。

矢野さん

2回表でエギングしたときは磯からだったので磯の際や海底の岩などポイントの目安があったのですが・・・。

中平さん

ボートでも同じで、とにかくストラクチャーをどんどん打っていかないとダメです。例えば岩と岩の間のスリット(海溝)や、根の下から出てきたりするので、そのようなポイントを発見したら集中して攻めることが大事ですね。ただ磯のようにストラクチャーが明確ではないので何回かキャストしてみて判断します。


本日のタックルチェック

ロッドは『バイオレンスジャーク』操作性抜群で高感度がウリ!

バイオレンスジャーク7'2" GC-VJMS72-00

ガンクラフト『バイオレンスジャーク7'2" GC-VJMS72-00』という短くてパワフルなロッドを中平さんは使用。もちろん矢野さんも同じロッドでチャレンジ。7.2ftというショートロッド は操作性が抜群。中平さんは潮の流れや地形を感じ、繊細なアタリをとって掛けて合わせるという釣りをオフショア、ショア、昼夜ともにやっているので長い ロッドだと、その分感度が悪くなるし、長いパワータイプのロッドは強くシャクれないというのが理由。極端な例えでいうと物干しザオ。ごつくて長い物干しザ オはまず強くシャクれない。しかし物干しザオでも短くなればなるほど振りやすくなるのと同様にパワフルなロッドでも短いとしゃくりやすいというワケ。

ただしティップは軟らかい。まずティップが入って続いてベリーに乗って最後にパワフルなバットでしゃくり上げるというコンセプトで作られたロッド。そして7.2ftのロッドは短い分、非常に高感度なのだ。

リールはスピニングの2500~3000番。今回は中平さんがDAIWA『セルテートハイパーカスタム3000』だったが普段は2500番を使うことが多いという。矢野さんがシマノ『セフィアCI4 C3000SDH』を使用。

ラインはロッドが強いのでPE1号と太め。中平さんの強いシャクリだと1号以下は切れてしまうのだそう。リーダーは根の周りを攻めるので根ズレに強いフロロカーボンの3号を2ヒロ。ラインとリーダーの接続はFGノットだ。

シャクリ直後の水平姿勢を長時間キープ!『餌木邪』は速く誘ってゆっくり乗せるエギ!

餌木邪

エギはガンクラフトの『餌木邪』をメインに『魚邪』も使い分ける。布巻きの『餌木邪』は水の抵抗を受けやすく、(布巻きでない魚邪と比較して)その 分強くシャクらないと泳がないが、アオリイカはフォールの時にしか乗ってこないので、強くシャクってからのフォールを安定させるというのが設計のコンセプ ト。そのためにボディーは太めだがノーズは細いのでしゃくった直後の抜けがよい。フリーフォールの場合は約45度の角度で沈下するが、ラインを張るとほぼ 水平姿勢をキープするようになっている。この水平姿勢のときにイカが乗ってくるので、その水平姿勢をより長い時間キープできる設計になっている。

サイズは3号、3.5号、3.5号ディープ、4号の4種で、この日は4号をメインに使用。ボートエギングでは潮が速いことが多く4号がベ ターと中平さん。小イカを釣る場合は別だが、4号のほうが3.5号より安定感があり500g、600g以上のイカになってくると4号のほうが乗りやすい。 田辺湾のポイントは深くても15mまでと水深もあまりないのでノーマルタイプでOKだが、潮がぶっ飛んでいるときは3.5号ディープを使うこともある。

フックはシングルのバーブレス。
布なし羽根なしフラッシングタイプ!『魚邪』は速く誘って素早く乗せるエギ

魚邪

『魚邪』は3.5号のワンタイプ。布と羽根がないルアーに近い餌木で、それだけ水の抵抗が小さく軽くしゃくっても速く動く。餌木邪は大きくシャクっ てゆっくり沈めるオーソドックスなエギだが、魚邪は速く動かして速く沈めてやるエギ。オーソドクスなエギの動きに反応しないイカは速い動きに反応したり、 速いフォールに反応することがあるらしい。また潮が速いときは抵抗が小さいのでエギがボトムまで入っていきやすいのも特徴。餌木邪から魚邪に替えたとたん に乗ってくることもよくあるとか。イカの活性はあまり関係なく、活性の高低で使い分けることはないが、どちらかといえば低活性時はゆっくり誘える餌木邪の ほうがよい。

動きを速く見せられるがゆっくり落とせるのが餌木邪、もっと速く動きを見せて速く落とせるのが魚邪。また魚邪は塗りなので反射によるフ ラッシング効果が期待でき、布巻きの餌木邪とは違ったアピールができるのが特徴。フォールスピードは若干、魚邪のほうが水の抵抗がない分速く、ボディの形 状の違いで水平姿勢を出すために魚邪のほうがウエイトも少し重い。

矢野さん

早く行きましょう!もう釣りしましょうよ!

中平さん

気合い入ってますねえ。じゃあ、行きましょう!
船長、お願いします!


さあ、これで準備完了!
矢野さんにせかされるようにボートに乗り込んで、いざ出発!

ラッキーセブンの大ホームラン!期待してまっせ!
かっとばせ~!

矢野燿大のチャレンジフィッシング|第7回:ボートでアオリイカ攻略!ガンクラフトSTYLE

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