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産廃埋立地の東側。
常夜灯が照らす抜群のポイント

02:30

深夜2時半、神戸マリーナを出発。
西宮浜の南側に出ると意外にも南西の風があり海面がけっこうざわついている。まだ武庫川一文字と第七防波堤に遮られた港湾内にもかかわらず、この波には面食らったが、でも大丈夫。ボートが目指しているのは第七防波堤沖にある産廃埋立地の東側で南西の風がシャットアウトされるポイントだ。

神戸の夜景を眺めながら武庫川一文字と七防の間を抜けて産廃埋立地に近づくと期待通り海面は穏やかに。
その産廃東岸の中ほどには護岸がカギ型になっているところがある。ここにはさらに常夜灯が海面を照らしており、これでベイトが溜まらないわけがないという抜群の条件を備えている絶好のシーバスポイントだ。
また護岸際はストンと落ち込んでいるのではなく四角い消波ブロックが沈められていて、とにかく魚たちが居着く条件が整っているのだ。

矢野さん

まずは、どのあたりをねらってキャストすればいいのでしょうか?

藤澤さん

護岸がカギ型になっている部分の上に常夜灯がありますが、護岸の影になって海面に明暗ができています。
その明暗部にルアーを通せるようにキャストしてください。


ミノーとシンキングペンシルでナイトゲームスタート!

02:50

さあ、キャスト開始!
矢野さん、藤澤さんともまずはミノーのアーダ86で様子をみる。

条件のよい日に当たればバシャ、バシャッとシーバスのボイルが頻発するポイントだが、いまのところ海面は静か。

前日はよく釣れたというが今日もシーバスはいるのか?という不安はすぐに引き飛ぶ。3時を過ぎてすぐに藤澤さんに1匹目がヒット。40cmほどのいわゆるハネクラスがアーダ86に。

そして間髪入れずに矢野さんにもヒットした。

矢野さん

キター!この瞬間をどれだけ待ちわびていたことか!
ヤバイ!う、嬉しぃ~!!


藤澤さん

ね、絶対に釣れると言ったでしょ。
シーバスは釣れるんですよ!


矢野燿大のチャレンジフィッシング3回の表にして記念すべき初シーバスGET!

つ、ついに!「矢野燿大のチャレンジフィッシング」3回の表にして記念すべき初ヒット!
いやいや~、ここまで長かった!アーダ86がばっちり口にフッキング!

サイズはやはり40cmほどのハネクラスだがコングラッチュレーション!ロケのスタッフ一同バンザイ三唱!

釣れるときってこんなもんである。
さらにその3分後にまたまた連続ヒットのタイムリー!

色違いのアーダ86にまたまたガブリ!

さらにさらに、その7分後に3匹目!これは45cmぐらいか?ちょっとサイズアップ!これまで見守っていた藤澤さんも一安心、ルアーをヨレヨレ・ミニにチェンジして順調にヒットを重ねる。
3時30分にはアーダ86の矢野さん、ヨレヨレ・ミニの藤澤さんでダブルヒットも!

釣りを開始してここまでわずか40分。釣れすぎちゃってゴメンね、なのだ。


Point.1
アーダ86もヨレヨレ・ミニもレンジは中層から表層タダ巻きでそれぞれのアクションを生かそう!

ナイトゲームで使用するアーダ86もヨレヨレ・ミニも基本はタダ巻きでOK。
スローシンキングミノーのアーダ86は着水と同時にスローからミディアムリトリーブ。引きスピードで水面下20~70cmがレンジ。

ヨレヨレ・ミニはデッドスローからスローで引いてフラフラとシーバスにアピール。これも中層から表層がレンジとなる。

アーダ86もヨレヨレ・ミニもリトリーブのレンジはほぼ同じだが、S字の動きで食わせるならヨレヨレ・ミニ。
アーダ86はタダ巻きで藤澤さんたちが「千鳥足」と呼んでいる弱ったベイトや逃げまどうベイトの動きをするので、それで誘って食わせる。ヨレヨレ・ミニとアーダ86ではまったくアクションが違うのでそれを使い分ける。

矢野さん

バスボートと違って海は流れがありますし揺れもあるんで、正確にルアーを打つにはどうしたらよいでしょうか?

藤澤さん

船が揺れて流されて移動するのでキャストはオカッパリよりシビアに行わなければいけません。リトリーブのスピードも同様です。
ボートの流れを頭に入れておくことが大切です。


ヨレヨレ・ミニでホームラン!
ひときわ大きい66.5cm

03:45

連続ヒットでボート上で大騒ぎ、カメラのストロボや照明が影響したのか、この時点で15分ほど食いが止まってしまったが、3時45分に矢野さんが再びヒットさせたのは、ルアーフィッシングではめったに!?というより、ほとんど釣れない魚。

正体はグレ。
大阪湾ではよいサイズの30cm弱。ルアーを食いに来たのかどうかはアヤシイところだが口の横に掛かっていた。
沈んだ消波ブロックの周りにかなりの数が居着いているらしい。

そんな魚まで釣るか!?というぐらい本日の矢野さんは大当たり!

それを証明するかのように、次のキャストに強烈な引きが襲ってきた。これまでとは明らかに違う大物の引き。

ルアーはヨレヨレ・ミニにチェンジしていた。

メジャーを当ててみると66.5cm。ついにチャレンジフィッシング始まって以来、走者一掃の大ホームラン!

もう思い残すことナシ!?撮影終了!?

いえいえ、これから夜が明けたら後半戦。期待のデイゲームが待っている!

夜明けは近い!ポイント移動。
産廃埋立地の南側に潮目がくっきりと

04:40

その後、1時間ほどアタリが遠のき、夜明けも近づいたためポイントを移動することになった。産廃埋立地の南側を回って反対側の西岸へ。

ルアーはデイゲーム用の冷音(レイン)とクルクル・ファーストアタックにチェンジする。
ともなってロッドも7fクラスにスケールアップ。まず表層引きの冷音(レイン)でヒットさせたのは藤澤さんだったが、これは残念ながらボラ。

続いてクルクル・ファーストアタックでボトム付近を探っていた矢野さんもヒットさせたが残念ながらバラシ。

そうこうしているうちにボートは潮に流されて産廃埋立地の西岸から南西角へ。そして南岸沖へと移動していく。

この南岸の沖にバッチリくっきり潮目ができていたのだ。

ここで矢野さんも冷音(レイン)にチェンジし、完全に潮目の表層ねらいに的を絞る。


Point.1
冷音(レイン)は着水後すぐに超ファーストリトリーブ

冷音(レイン)は基本的にタダ巻きでよい。表層のタダ巻きのバイブレーションで見せて食わせる。

この日も着水後すぐのタダ巻きでどんどんヒットにつながった。
潮目にいるシーバスはほぼ表層付近のベイトしか見てないので、カウントダウンさせたルアーが目の前に来てもピントが合わない?はず。
シーバスの目のピントは表層に合っているはずなので上を引かないと食わないのだ。

タダ巻きのスピードはかなり速い。
2000~3000番クラスのスピニングで相当速く巻いても魚の泳ぐスピードには及ばず、人間が走るスピードよりも遅いはず。つまり超ファーストリトリーブでOK。

日が高くなりボトムでしか反応しなくなったら、冷音(レイン)をダートさせてアピールする方法もある。
レインにはスナップをつなぐ穴が2つあり、通常のタダ巻きでは上側のイージーホール。
ダートさせる場合は下側の穴、テクニカルホールに接続。

ダートはシーバスがボトムに沈みきったときにリアクションで食わせる方法。
ロッドアクションは大きくゆっくりのワンピッチのロングジャーク。ワインドに近い感じ。表層でもリアクションで食わせるときはテクニカルホールをチョイスしダートさせる。

Point.2
クルクル・ファーストアタックはボトム付近をゆっくりタダ巻き

一方でクルクル・ファーストアタックはミディアムからスローリトリーブでブレードが回るか回らないかというスピードで引くのが基本。ねらうのはカウントダウンさせたボトム付近。

とくに日が上りプレッシャーが高くなるとシーバスはボトムから浮かなくなるので、クルクル・ファーストアタックでゆっくり巻くだけの釣り方が効果的。
ボディの後ろからワイヤーを出し、その先にブレードが付いているのでミノーのようなシルエットを表現。原理はブレードで誘いボディで食わせるスピナーベイトと同じ。
早く巻いてポーズを入れるという方法もある。

冷音(レイン)で藤澤さんに重量級の65.5cm!
またまたダブルヒットもしちゃいました!

05:10

潮目の表層ねらいは的中。藤澤さんに強烈なアタリ!

「これ、よく引くなあ…。あれ、ボラのスレかなあ…。ちゃうちゃう、やっぱシーバス!」と、かなりの抵抗を見せて上がってきたのはポットベリーな65.5cmで重量級。
よく引くワケだ。

直後に矢野さんにもヒット!
サイズはそれほど大きくないが、やはり夜の魚と違ってよく肥えている。これが矢野さんのデイゲーム1匹目。

ここからまたまた怒濤の連続ヒット!

藤澤さんが掛けたと思ったら矢野さんもほぼ同時ヒット。またまたダブルヒットでガッツポーズの2ショット写真の撮影に成功!

ヒットルアーは当然ふたりともプロトカラーの冷音(レイン)。

矢野さん

同じルアーで同じように引いていてもアタリは1回1回違いますね。


藤澤さん

プンと触るやつとかドン!と来るやつとか、あれあれ?って何となく来るやつとか、いろいろですね。
ヒットした時間や位置でアタリの出方は変わるんです。


矢野さん

明るくなってからの方がアタリは強烈でした。


藤澤さん

ボトムから上昇してきて食うやつは手元にドーン!と来るんです。
上昇流に乗ってスピードが付いてますから。それで食って戻ろうとするのでアタリが強烈なんです。もともと中層から上で浮いているやつは、巻いている途中にぐっと重くなるだけですが。


矢野さん

なるほど~!
埋立地の角あたりで来たやつは、とくにアタリが激しかったです。


藤澤さん

はい、角のポイントで当たるやつは、ベイト(ルアー)にそれ以上逃げられないように、超高速でバイトしてきているからなんです。


六甲アイランドでドッカーン!衝撃的なフィナーレが待っていた!

05:50

と、盛り上がったところで残念ながら潮目の効きがダウンしてアタリもピタッと止まってしまう。

しかしそこはボートフィッシングの強みで「釣れるシーバス」を探して移動する。産廃の東岸、オイルフェンス付近、第七防波堤周辺と探りながら六甲アイランド方面へ。
改正SOLAS条約の承認箇所へは接近しないように釣り進める。
移動途中は、オイルフェンス前で藤澤さんにでかいボラが掛かっただけだったが…。

06:10

ドッカーーーン!

矢野さんのロッドに衝撃が走る。
ジジジジジ~っとドラグが滑りラインが引き出される。

腰を落として懸命に耐える矢野さん。かなり長く感じられたが実際には1分か2分のやり取りの末、ボート上に横たわったのは、これまたナイスな66cm!

冷音(レイン)がガッチリとフッキングしていた。

ロケ終了!もう充分ですよ~!

声をかけ、釣りシーン以外の取材を片づけるスタッフを横目に、矢野さんはその後もギリギリまで釣り続け、いったい何匹ヒットさせたのか分からないほど。

とにかくブッちぎりの大勝利!

チャレンジフィッシング初の大量得点に全員気をよくした7時過ぎ、ボートは神戸マリーナへ帰港したのであった。めでたしめでたし!

その後も神戸港周辺のボートシーバス、連勝街道ばく進中とのことである。

矢野さん

いったい何匹釣ったか分かりませんね。手が痛いです!
シーバス初めてなのに、ほんと楽しい釣りでした。


藤澤さん

ビギナーズラックもあったかもしれまぜんが、日頃の行いがよかったのかもです(笑)。三度目の正直になってよかったですね。
これからシーバス始めちゃってくださいよ!


場数を踏んで上手な人の釣りを観察するのがエギングをマスターする近道だ!

「とにかく今日は開始早々にヒットしたのがよかったです。しかしキャストがバッチリ決まった時にしか食ってないはずなんですよ」と藤澤さん。

つまり矢野さんは的確にルアーをキャストできていたということ。
実際に藤澤さんは矢野さんの釣りをほとんど横で見ていただけなのだ。バス歴が長いのでルアーのコントロールはさすがだという。

つまり釣れそうなところに目星をつけて、そこにルアーを落としてねらいどおりのコースをトレース、それがヒットにつながるシーバスフィッシングは、非常にゲーム性の高い釣り。

シーバスに限らず釣りはすべて「釣れた」より「釣った」ほうが面白いに決まっているしテンションも上がる。

要はいかにその時間帯、シーバスの動きにマッチしたルアーをチョイスし、食うべきポイントにルアーを通すか。これが大事と藤澤さん。ルアーのカラーをローテするのは、それができてからでかまわないという。

ルアーのチョイスとポイントの絞り方が分からなければキャプテンやガイドにどんどん聞いてほしいとのこと。
これがボートシーバスを100%エンジョイするコツだ。

チャレンジフィッシング目次

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